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ニュージャージー州のバイオテク産業は、高い成長を展望している

米・ニュージャージー州のバイオテク産業は、この3年間で企業数や収入は2倍になった。従業員数、研究開発費も増加を辿っている。

2006年6月15日

ニュージャージーのバイオテク産業は、2002年から2005年にかけての3年間力、強い成長を続け、従業員数は19%増、研究開発費は40%増加して7億3,700万ドルに、収入も20億ドルへと拡大していることが、ニュージャージー・バイオテク会議(Biotechnology Council of New Jersey :BCNJ) 及びアーンスト&ヤングが行った調査で明らかになった。

今年の春、アーンスト&ヤングは「ニュージャージー―繁栄するバイオテク・クラスター」に関する調査を実施したが、その調査結果で次の諸点が明らかになった。

 

・ニュージャージー州のバイオテク企業は、この三年間で226社となり、約2倍に増加した。

・バイオテク企業の内、公的セクターの従業員数は、19.5%増の5,824名となったが、これは公的クセクター全体の86%を占める。

・民間セクターの場合もこれまで同様、来年以降も1社平均13名の増加を期待している。

・資金面についても、多くの企業で初期(早期)の研究開発に対する挑戦を維持することを明

らかになった。

 

BCNJの議長でAlteon社のCEOであるI.Mochは「今回の調査によって、ニュージャージーのバイオテク産業は持続的な成長を遂げていることが確認され、さらに次のステップに向けて進歩を続けていることを明らかになった。それも単に企業数などが増えているということだけでなく、公的・私的企業のそれぞれが成熟化に向けて力強く取り組んでいることがわかったことが重要である」と述べている。

 

ニュージャージー州商務長官のヴァージニア・バウワーは「今回の報告書は、我々が拡大するバイオテク・セクターを育成するためにニュージャージー州等が正しい投資を行っていることを実証したものである。この重要な産業の成長を促進するために州政府は多くのプログラム、投資および必要なインフラ整備などに重点を置き、バイオテク企業が魅力を感じる環境を提供し、かつ繁栄を支援していく方針である」と語っている。

 

<調査結果のポイント>

調査の目標は、バイオテク産業をより強くし、そのための改善策を見つけることにあった。

そうした観点から見ると、バイオテク企業は力強い成長を示しているといえる。調査結果からのハイライトを示すと次のようである。

●回答企業の7%は、1億ドル以上の販売を達成している。これらの会社は10年以上、ニュージャージーで活動している。

●回答企業の45%は、創業後まだ5年未満であるが、それらの多くは近い将来、より高い収入が得られる可能性を有しているとして回答している。

●1,000万ドル以上の利益を出している企業は19%に達しているが、3年前は2%程度であった。また、収益を減らしているという企業は3年前に比べ19%も減少している。

●ニュージャージー州の公的セクターのバイオテク企業は総資産は35億ドルになっているが、これは3年前より21%増加している。

●下図のように、この3年間で重点分野には変化が見られた。

  ・3年前に比べ増加しているバイオ分野

   がん、感染症、診断、医療機器、動物の健康

  ・3年前に比べ減少しているバイオ分野

   DDS、ゲノミクス・プロテオミクス、自己免疫、神経疾患、化学

 

重点を置いているバイオテク分野の変化(2002年:2005年)

 

 

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